
この間参加したセミナーで、お金持ちが実際に行なっている、子供へのお金の教育方法について話を聞くことができましたのでここで紹介したいと思います。
子供にはお小遣いをあげることがありますよね。決まった額を毎日あげる方、週一回あげる方、月一回の方…、いろんなやり方があると思います。
お金持ちの方は小遣いを渡したあとの「使い方」に、ちょっと一工夫しています。
まず、貯金箱を3つにわける。
1つ目は自分で自由に使うお金。
2つ目は絶対使わないお金。
3つ目はプレゼントなど他人を喜ばせるためのお金。
で、お小遣いをあげるときは数枚の小銭を渡し、自分で好きな方に入れてもらい、使うときにはそれぞれの貯金箱から出して使ってもらうのです。
お金の使い方には、消費、浪費、貯蓄、投資、寄付という種類の使い方があります。
1つ目の貯金箱「自分で自由に使うお金」は「消費・浪費」といったお金の使いかたになります。
2つ目の「絶対使わないお金」は、「貯蓄・投資」という使い方です。
3つ目「他人を喜ばせるお金」は寄付ですよね。
これを小さい頃から行うことによって、お金にはいろんな「使い方」があるんだという概念が生まれてきます。
また、それぞれの使い方によって、使った時どう感じるかということも体験することができます。
細かな意味は最初は分からなくても、その都度教え、お互いに楽しみながらしっかりとお金に向き合っていくのです。
ここで1番気をつけていることがあります。
それは、「お金に対してマイナスのイメージを持たせない」ことです。
どんなに使い方を学んでも、お金は悪いものだと思ってしまったら元も子もありませんよね。
お金に対して良いイメージを持ち、良い使い方をすることで幸せなお金持ちになれるよう教えているのです。
学校ではお金の教育というのは行われていないのが現状です。
誰も教えてくれないし、大人になっても自分でもわからないものだから、ただなんとなくお金って怖いもの・お金って悪いものという印象になってしまうのではないでしょうか。
お金とちゃんと向き合い、お金のことをしっかり教えていくことで、将来幸せなお金持ちに近づけるのだと思います。
ぜひ取り入れていきましょう!