
アメリカでのアンケートが衝撃的
「もっと冒険しておけばよかった」
これは、アメリカで90歳以上の老人に「90年の人生を振り返って唯一後悔していることは何ですか?」というアンケートを取ったときの言葉だそうです。
なんと、90%以上の人がこのように答えていたとのこと。
驚きですね。
90%以上の人は、自分の人生で同じ後悔をしているのです。
「死」を意識したことありますか
私たちは普段の生活の中で、「死」を意識することはあまり無いように思います。
ニュースで誰かが死んだとか、実際に周りで亡くなった方の葬式に参加することはありますが、自分が死ぬなんて意識していません。
いつかは死ぬだろうがそれはまだ先のことだと、今すぐは自分は死なないもんだと思っているのではないでしょうか。
今は死なないから、やろうとしていることもついつい後回しにしてしまい、その結果だらだら時間をつぶしてしまっています。
私はこの本で、「死」を意識して生きることの大切さ、それによって“今”を精一杯生きることができるのだということを学ぶことができました。
人間はすべての人が100%死にます。
いつ死ぬかはわかりませんが、確実に死はやってくるのです。
そしてその「死」は、明日かもしれません。
私は死ぬ!
そのことをしっかり意識していれば、今悩んでいることも、不安で一歩踏み出せないことも、たいした問題じゃないと思えるようになります。
人の死に立ち会って気づいた
私は仕事柄、人の死に立ち会うことがたびたびあります。
この本を読み終え、職場に出勤したまさにその日、人の死に立ち会いました。
その方は90歳を超えていたものの、つい先週までは普通に会話していたのです。
亡くなったという話を聞き、信じられない気もしました。
本当に人間はいつ死ぬかわからないのだと感じた瞬間でした。
まとめ
死を意識して生きるということは、いつ死んでも後悔しないように、その日その瞬間を全力で生きることに他なりません。
この本をよめばあなたの「死」と「生」の両方の捉え方が変わってくることでしょう。
そして一日一日がとても充実したものになると確信しています。